訪問リハビリはリスク管理が大切!リスク管理におすすめの本を紹介

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訪問リハビリはリスク管理が大切って聞くけど、何が大切なの?

訪問リハビリのリスク管理の勉強でおすすめの本を知りたい!


このような疑問を解決できる記事です。


この記事を読めば下記のことがわかります。

この記事でわかること
  • 訪問リハビリのリスク管理におすすめの本
  • 訪問リハビリのリスク管理でおすすめのポイント
  • 訪問リハビリのリスク管理の勉強方法


では、訪問リハビリのリスク管理について解説していきます。

目次

訪問リハビリのリスク管理におすすめの本

訪問リハビリのリスク管理におすすめの本を紹介します。

リハビリテーション リスク管理ハンドブック

おすすめの理由

リハビリテーション現場で働くスタッフを対象に, 主に「患者の急変」という視点からリスク管理について解説した書籍です。

【目次】
I リハビリテーションにおけるリスク管理 -総論-
II 疾患ごとの急変予測 -どのような症例に急変が生じやすいか-
III どのような急変を生じるか -遭遇しやすい症状とその対処法-
IV 急変を生じた場合に
V リハビリテーションに関連するその他のリスク

リハに役立つ治療薬の知識とリスク管理

おすすめの理由

リハビリテーションの実施にあたり知っておくべき薬剤の知識を凝縮した本です。

【目次】
第1章リスク管理に活かすために
第2章各疾患の治療薬
第3章Case Study

訪問リハ危険予知トレーニングKYT 50の場面

おすすめの理由

訪問リハの現場で起こりやすいリスクをイメージし,対処法を考える,新しいトレーニングブックです。

【目次】
I.医学的リスク
(1)全身状態に関するリスク
(2)治療プログラムに関するリスク
(3)訪問リハの方針を決める際のリスク
II.接遇に関するリスク
III.連携に関するリスク

現場に学ぶ 訪問リハセラピストのフィジカルアセスメント

おすすめの理由

訪問リハセラピストが押さえておきたいフィジカルアセスメントをピックアップ、事例を用いてわかりやすく対応を述べています。

【目次】
はじめに
1 微熱 : いつもより体温が高いが, ご本人は元気そう
2 高熱 : いつもより体温が高く, 訪問リハお休みの連絡が入った
3 低体温 : 高熱じゃないので, 温めれば大丈夫 ?
4 徐脈 : ご本人はいつもと変わりない. 受診せずに様子をみればよい ?
5 頻脈 : 確かに脈は速いけど, これって危険な状態 ?
6 バイタル測定不可 : 上腕で血圧が測定できない ! SpO2が測定できない !
7 褥瘡 : まだ少し赤いだけだから大丈夫かな ?
8 表皮剥離 : 保護テープを貼っておけば大丈夫かな ?
9 オムツかぶれ : 褥瘡じゃないから大丈夫 ?
10 脱水 : 汗をかいていなくても, 元気がない原因は脱水のことも !
11 熱中症 : 注意は促しますけど, 具体的にどうすればいいですか ?
12 紫色蓄尿バッグ症候群 : どうしよう. 尿が黄色じゃなくて紫色になっている !!
13 排尿カテーテル抜去 : かなり引っ張ったけど, 抜けていませんか ?
14 尿路感染 : 尿路感染で入院することは多いのですが, 何に気をつければいいですか ?
15 尿閉 : 排尿量が少ないのは水分摂取が少ないから ?
16 転倒 : Ⅹ線では異常なかったのに, やっぱり折れている !!
17 転倒頭部打撲 : 「転んで, 頭打ったけど大丈夫です」. 本当に大丈夫 ?
18 たんこぶ : 「数日で治るから大丈夫ですよ」で大丈夫 ?
19 誤嚥性肺炎 : ムセがなくても誤嚥性肺炎に !
20 人工呼吸器 : アラームってめったに鳴らないと思っていて大丈夫 ?
21 帯状疱疹 : 入院リハでは聞いたことがない. それはうつるの ?
22 発疹 : たぶん, じんましん ? 家でも疥癬になる ? どうやって見分けるの ?
23 頭痛 : どれくらい痛かったら受診 ?
24 腹痛 : リハの対象疾患ではないのでわからなくてもよい ?
25 胸痛 : 心臓が痛いのでしょうか ? 胸部の痛みは不安です !
26 下痢 : リハビリができないとの, お休みの連絡. そのままでよい ?
27 熟睡 : 意識障害か単なる寝不足か ? 見分けがつかない !
28 症候性てんかん : 忘れたころに起こるてんかん. 頭の片隅に
29 飲み忘れ : 朝食後の内服薬を昼前の訪問時に発見 ! もう飲まなくてよい ?
30 爪・耳垢 : リハビリや生活にも影響を及ぼすことも !!
31 鼻血 : 訪問すると, 鼻血が出ている. なかなか止まらない

訪問リハビリにおけるリスク管理のポイント

訪問リハビリにおけるリスク管理のポイントを解説します。

1. 環境リスクの管理

利用者宅の安全確認と環境調整

訪問リハビリでは、利用者の自宅環境がリハビリの場となるため、まずは安全性の確認が重要です。転倒リスクが高い段差や滑りやすい床、障害物などのチェックを行い、必要に応じて改善策を提案します。
また、利用者が使いやすいように、リハビリ器具や家具の配置を調整することも効果的です。リハビリ中の動線を確保することで、事故を防ぐだけでなく、効率的なセッションが可能になります。

訪問時のリスク要因

訪問先の場所によっては、悪天候や交通状況が影響することもあります。訪問前に天候や地域の状況を確認し、適切な訪問計画を立てることが求められます。

2. 健康状態のモニタリング

利用者の体調変化への対応

訪問リハビリでは、利用者の健康状態の変化に迅速に対応することが必要です。特に、慢性疾患を持つ利用者の場合、リハビリ中に体調が急変する可能性があります。そのため、セッションの前後にバイタルサイン(血圧、脈拍、体温など)を測定し、健康状態を把握することが重要です。

緊急時の対応計画の整備

緊急時には、迅速な判断と適切な対応が求められます。例えば、利用者が意識を失った場合や転倒によるけがが発生した場合には、すぐに救急車を呼ぶなどの対応が必要です。事前に緊急時の連絡先や対応手順を明確にしておくことで、混乱を防ぐことができます。

3. 情報共有とコミュニケーション

チーム間の情報共有の重要性

訪問リハビリは、多職種連携が必要な場合が多く、医師やケアマネジャー、家族などと情報を共有することが重要です。利用者の状態やリハビリの進捗を的確に伝えることで、適切なケアプランを立案できます。情報共有には、電子カルテや訪問記録を活用すると効果的です。

利用者および家族とのコミュニケーション

利用者やその家族との信頼関係を築くことも、リスク管理の一環です。不安や疑問点を聞き取り、適切な説明を行うことで、トラブルの発生を未然に防ぐことができます。また、家族が介護を行う場合には、リハビリの方法や注意点について具体的に指導することが大切です。

4. 法的リスクの管理

契約内容と同意の確認

訪問リハビリの提供には、契約内容や同意書の確認が不可欠です。利用者や家族にサービスの範囲や内容、料金について明確に説明し、双方が納得した上で契約を結ぶことが重要です。これにより、後のトラブルを回避できます。

個人情報保護とプライバシーの確保

訪問リハビリでは、利用者の個人情報を扱う場面が多いため、情報管理には細心の注意を払う必要があります。例えば、利用者のプライバシーを侵害しないように、訪問時の発言や記録の取り扱いには十分な配慮が求められます。

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