【リハビリ職向け】おすすめの脳画像の本を4冊紹介

リハビリ職として患者の支援に取り組む際、脳画像の理解は欠かせないスキルの一つです。
脳画像は、患者の状態を的確に評価し、効果的なリハビリ計画を立てるための重要な情報源となります。
しかし、専門的で膨大な内容をどこから学べば良いのか悩む方も多いのではないでしょうか。
本記事では、リハビリ職向けに厳選した脳画像に関するおすすめの書籍をご紹介します。
それぞれの本が持つ特徴や、学びを実践に活かすためのヒントも解説しているので、日々の業務やスキルアップに役立つ情報をぜひ参考にしてください。
【リハビリ職向け】おすすめの脳画像の本
リハビリ職向けにおすすめの脳画像の本を紹介します。
コツさえわかればあなたも読める リハに役立つ脳画像
漠然と脳画像を見て曖昧な結論を出すのではなく,、障害による症状や残存機能を予測するために有効なヒントを与えてくれる脳画像を最大限活用できるようになる1冊です。
【目次】
Ⅰ はじめに(脳画像所見と機能障害の関係など)
Ⅱ 脳画像の基礎
Ⅲ 脳領域の機能解剖と脳画像上の同定法
Ⅳ 脳萎縮と認知症の画像の見かた
Ⅴ 虚血性脳血管障害の画像の見かた
Ⅵ 出血性脳血管障害の画像の見かた
Ⅶ 頭部外傷の画像の見かた
リハビリPT・OT・ST・Dr.のための脳画像の新しい勉強本
一般的なCT・MRIだけでなく、各種の脳機能画像、拡散テンソルTractographyなどの最新の脳画像まで網羅しています。
王道の知識から最新知見までこれ一冊でOKです。
【目次】
第I章 運動神経 (錐体路)
第II章 感覚神経
第III章 小脳と運動調節系
第IV章 嚥下に関わる脳領域
第V章 言語機能の脳内ネットワーク
第VI章 空間性注意の脳内ネットワーク
第VII章 辺縁系
第VIII章 前頭前野
第IX章 疾患ごとの脳画像の見方―総論
第X章 脳血管障害
第XI章 脳外傷
第XII章 その他の疾患
リハに活かす!機能解剖から学ぶ脳画像の読み方〜症状・経過・予後を予測し臨床に役立てる
2024年発売の新しい本です。
なんとなく脳画像を読んでいる方、もっと脳画像をリハに役立てたい方必見!
読影に欠かせない機能解剖・機能連携を丁寧に学ぶことで、画像から得られる障害のイメージがぐっと膨らみます。
初学者でもすらすら読める一冊です。
【目次】
序章 脳画像の評価と医学的妥当性
第1章 脳の構造と働き
第2章 左右大脳の違い
第3章 脳に何が起きたのか
第4章 脳画像所見の基礎知識
第5章 運動麻痺を推察する
第6章 高次脳機能を理解する
第7章 嚥下機能の障害
第8章 実症例トレーニング
症状・経過観察に役立つ 脳卒中の画像のみかた
たくさんある脳画像のうちkeyとなる7つの画像に絞って、その読み方をわかりやすく解説されています。
脳の中で何が起こり、それが目の前の症状とどうつながっているのか、脳の解剖・病態・症状が脳画像を通して1本の線でつながります。
【目次】
第I章 押さえておきたい7つの画像
第II章 脳画像検査の基本
第III章 脳卒中と脳画像
第IV章 症候と脳画像
終わりに
脳画像の理解は、リハビリ職として患者の状態を把握し、効果的な支援を行うための基盤となります。
本記事でご紹介した書籍は、専門的な知識を基礎から学べるものや、実務に即した内容が充実しており、初心者から経験者まで幅広く活用できます。
また、書籍で得た知識を現場で実践することで、リハビリの質をさらに向上させることが可能です。
ぜひ、これらの本を活用し、脳画像のスキルを磨いて患者への支援に役立ててください。
本記事が、あなたの学びと成長のきっかけとなることを願っています。