訪問リハビリで台風の時はどうする?事業所の対応方法を紹介

訪問リハビリは、利用者の自宅や施設に出向いてリハビリを提供するため、天候の影響を受けやすい仕事です。
特に台風の時は、安全面や移動手段に多くのリスクが伴います。
強風や大雨、浸水などが原因で訪問が困難になるケースも多く、その際の事業所対応が重要です。
本記事では、台風時に訪問リハビリで困ることと、事業所としてどのように対応すべきかについて詳しく解説します。
訪問リハビリで台風の時に困ること
訪問リハビリで台風の時に困ることは下記のようなことがあります。
強風で車の運転が大変
台風の時には、強風が吹き荒れ、車の運転が非常に危険になります。特に、横風が強いとハンドル操作が難しくなり、車両が揺れてコントロールを失う危険性があります。風速20メートル以上の強風が発生すると、軽自動車や小型車では横転のリスクもあり、安全な運転が難しくなります。道路上の飛来物や倒木が原因で事故が発生することもあり、訪問リハビリ中の安全確保が大きな課題となります。
浸水していて通れない道路がある可能性がある
台風時には、大雨や高潮の影響で道路が浸水することが多くあります。特に低地や川沿いの地域では、水位が急激に上がり、車が立ち往生するリスクが高まります。水没した道路に誤って進入すると、エンジンが浸水し動かなくなることもあり、最悪の場合は脱出が困難になります。そのため、事前にハザードマップを確認し、浸水リスクの高い経路を避けることが重要です。
大雨で運転中前が見えない
台風による大雨が続くと、視界が悪化し、運転中に前が見えなくなることがあります。ワイパーをフル稼働させても、降水量が多すぎて視界が確保できないケースもあり、運転自体が非常に危険です。特に、歩行者や自転車が突然現れた場合には反応が遅れ、事故に繋がるリスクが高まります。大雨時の運転は無理をせず、安全が確保できない場合は訪問を見合わせる判断が必要です。
車から利用者宅の移動で服が濡れてしまう
台風の強風と大雨の中では、車から利用者宅へ移動する際に濡れてしまうリスクが避けられません。カッパや傘を使っても、風によって雨が吹き込むため、濡れることを完全に防ぐのは難しいです。特に、利用者宅に入る際には濡れたままでは衛生面に問題が生じるため、着替えやタオルの準備が必要です。服が濡れることで体温が下がり、風邪を引くリスクもあるため、防寒対策も重要です。
都会で多い自転車やバイクの移動は危険
訪問リハビリを自転車やバイクで行っているケースも多いですが、台風時には極めて危険です。強風でバランスを崩し、転倒や衝突事故を引き起こす可能性が高まります。また、大雨で路面が滑りやすくなり、ブレーキが効きにくくなることも問題です。自転車やバイクでの訪問が多いエリアでは、台風時は訪問を中止する判断が無難です。
訪問リハビリ事業所の台風対策
訪問リハビリ事業所の台風対策を紹介します。
状況に応じて訪問を中止の判断をする
台風が接近している場合には、安全を最優先に考え、訪問を中止する判断をすることが重要です。特に、気象警報や避難勧告が出ている場合には、無理に訪問しないことが原則です。利用者やその家族に対しては、事前に中止の連絡をし、訪問再開の目途についても説明しておくと安心感が生まれます。中止の基準を事前に定めておき、スタッフ間で共有しておくことが望ましいです。
事業所の周りの物が飛ばないように注意する
事業所周辺に置かれている物品や備品が強風で飛ばされないようにすることが重要です。ゴミ箱や自転車、簡易物置などが飛ばされて他者に被害を与えないよう、事前に屋内へ収納するか、しっかり固定しておきましょう。台風通過後に破損や散乱が発生しないように準備しておくことが、事業継続のためにも重要です。
台風対策グッズを用意する
台風が発生した際に備え、事業所には必要な対策グッズを準備しておきましょう。具体的には、レインコートや長靴、防水バッグ、タオル、替えの服などが挙げられます。また、万が一停電が発生した場合に備えて、懐中電灯やモバイルバッテリーを用意しておくことも忘れずに。訪問先でも使えるよう、携帯型の雨具や防水シートも準備しておくと安心です。




まとめ
台風時の訪問リハビリには、多くのリスクが伴います。
強風や大雨、浸水などが原因で訪問が困難になるケースが多く、安全確保が最優先です。
訪問を中止する判断や、事業所周辺の飛散防止対策、台風対策グッズの準備を徹底して行うことが求められます。
訪問リハビリを無理に実施することは避け、職員や利用者の安全を守るために柔軟な対応を心掛けましょう。
本記事を参考に、安全かつ適切な対策を行いましょう。