訪問リハビリは一度の訪問で80分・100分・120分は可能なのか？

2025年1月10日

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「訪問リハビリは一般的に一度の訪問は40分間や60分間だと思うけど、80分間や100分間、120分間などは可能なの？」

このような疑問を解決できる記事です。

訪問リハビリテーションは昨今、活動や参加などに焦点を当てたリハビリテーションが推奨されています。

その一環として、公共交通機関（バスや電車など）を利用する練習や外出練習、買い物練習なども注目されています。

そこで問題なのが『一度の訪問時間の上限は決まっているのか？』という問題です。

この記事を読めば下記のことがわかります。

この記事でわかること

この記事を読んで、訪問リハビリの時間についてマスターしていきましょう。

訪問リハビリは80分・100分・120分は可能なのか？

結論から伝えます。

訪問リハビリの一度の訪問リハビリの時間は80分間でも100分間でも120分間でも可能です。

訪問リハビリテーションは、週単位の訪問リハビリの時間は回数制限がありますが、一日あたりの上限がないため、週単位の訪問リハビリの回数制限だけ守っていれば一度の訪問リハビリで何分（何回分）訪問しても問題がありません。

極端な話ですが、退院・退所から3ヶ月以内の場合は週240分間（20分間×12回分）訪問リハビリが可能ですので、一度の訪問リハビリが240分間でもOKというわけです。

また、1日の訪問リハビリを2つに分けて、午前中に40分間、午後に40分間という方法も算定可能です。

ただし、これは前提の話になりますが、制度上の回数制限がないとしても、ケアプランにしっかりと必要性を示す必要がありますので、回数制限がないから何分も訪問しても良いというわけではありません。しっかりとその人ごとにアセスメントした上で必要な回数を提供することが大切となります。

下記は、厚生労働省から出ているQ&Aとなります。

１日のうちに連続して40分以上のサービスを提供した場合、２回分として算定してもよいか。: ・ケアプラン上、複数回のサービス提供を連続して行うことになっていれば、各サービスが20分以上である限り、連続していてもケアプラン上の位置づけ通り複数回算定して差し支えない。
・ただし、訪問リハビリテーションは、１週に６回を限度として算定することとなっていることに注意されたい。