訪問看護、訪問リハビリ、訪問介護の冬は寒い!寒さ対策グッズを紹介

訪問看護、訪問リハビリ、訪問介護の仕事は、寒い冬の時期になると特有の大変さが増します。
利用者さんのお宅を訪問する際、外気にさらされる機会が多く、移動中や訪問先での寒さが体に堪えることもしばしばです。
また、寒さ対策を怠ると体調を崩しやすくなり、日々のケアにも影響が出かねません。
本記事では、訪問業務が特に寒い理由と、その寒さを乗り切るための対策グッズについて詳しくご紹介します。
冬を快適に過ごすためのヒントをぜひ参考にしてください。
訪問看護・訪問リハビリ・訪問介護の寒さ対策グッズ
訪問看護・訪問リハビリ・訪問介護のおすすめの寒さ対策グッズを紹介します。
ダウンジャケット


ダウンジャケットは、軽量でありながら高い保温性を持つ防寒着です。外での移動や訪問時の待機中にも快適な暖かさを保てます。携帯性にも優れており、脱いだ後もコンパクトに収納できる点が魅力です。
ヒートテックインナー

体温を逃さないヒートテック素材のインナーは、冬の必需品です。軽い着心地ながら高い保温効果を発揮し、薄着でも暖かさを保てます。訪問中の動きやすさを重視する人におすすめです。
手袋

指先の冷えを防ぐためには、手袋が欠かせません。スマートフォン対応の手袋を選べば、訪問時の作業効率も損なわず、快適に過ごすことができます。
ネックウォーマー

首元を温めるネックウォーマーは、体感温度を大きく向上させるアイテムです。マフラーよりもコンパクトで動きやすく、移動時や作業中に重宝します。
厚手の靴下

足元の冷えは体全体に影響を及ぼします。厚手の靴下や保温効果の高い素材の靴下を着用することで、足元をしっかり暖かく保ちましょう。
レッグウォーマー、タイツ
寒さが厳しい日は、レッグウォーマーや保温タイツを重ねることで、さらに防寒効果を高めることができます。動きやすさと暖かさを両立するために、適度なフィット感のあるものを選びましょう。
カイロ

使い捨てカイロや充電式のカイロは、手軽に体を温めることができる便利なアイテムです。ポケットや腰周りに入れることで、冷えやすい部位を重点的に温められます。
室内用スリッパ

訪問先での室内作業時には、保温効果の高いスリッパが役立ちます。底が厚く滑りにくいものを選ぶと安全面でも安心です。

保温ボトル

温かい飲み物を持ち歩ける保温ボトルは、寒い季節の必需品です。適度な水分補給が体温維持にもつながります。
訪問看護・訪問リハビリ・訪問介護の冬が寒い理由
訪問看護・訪問リハビリ・訪問介護の冬が寒い理由はさまざまです。
代表的なものは下記の通りです。
自転車の移動や駐車場までの移動が寒い
訪問先までの移動手段として、自転車を使うことが多い人にとって、冬の外気は大敵です。自転車で走行する際、冷たい風が顔や手に直接当たり、特に耳や指先が冷えやすくなります。また、自動車での移動でも、駐車場から利用者さんのお宅までの徒歩の間に寒さを感じる場面は少なくありません。移動時間が長いほど、体が冷え切ってしまうこともあります。
暖房が効いていないお宅も多い
訪問先の中には、暖房設備が十分でないご家庭もあります。高齢者の方は暖房の使用を控えるケースが多く、部屋の温度が低い状態で長時間滞在することも珍しくありません。これにより、訪問者自身が寒さにさらされるだけでなく、作業効率の低下や体調不良のリスクも高まります。
築年数が長い家は断熱が悪く隙間風もある
古い家屋では、断熱性能が低いため、冬場の室温が下がりやすい傾向があります。さらに、隙間風が入ってくるため、暖房が効きにくい環境で作業をしなければならないこともあります。このような環境では、一層の防寒対策が必要です。
高齢者は寒さ感覚がない?
高齢者は年齢を重ねるにつれて寒さに対する感覚が鈍くなることがあります。そのため、ご本人は室温が低くても気にされない場合が多く、訪問する側が強い寒さを感じることになります。また、低体温症のリスクを減らすために室温管理を助言する必要が出てくる場合もあります。
光熱費の高騰により暖房を節約している人もいる
昨今の光熱費の上昇により、暖房費を節約する家庭も増えています。その結果、暖房を控えている家庭を訪問する際には、訪問者が寒さを強く感じることが多くなります。この状況では、訪問者自身が寒さ対策を万全にしておく必要があります。
防寒対策をしっかりして冬を訪問業務を乗り越えよう!
冬場の訪問業務を快適にこなすためには、しっかりとした防寒対策が欠かせません。
紹介したグッズを活用し、体を暖かく保ちながら、日々の業務に取り組んでいきましょう。
寒さに負けない準備を整え、利用者様へのケアを安全かつ快適に提供してください。