訪問リハビリは何年目から働くことが可能なのか?新卒でも可能?

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訪問リハビリで働きたいけど、何年目から働ける?

訪問リハビリは新卒でも働くことができる?


このような疑問に答える記事です。


理学療法士や作業療法士、言語聴覚士などのリハビリ専門職の働く場所は多岐にわたります。

一般的にはリハビリ専門職は、『最初の3年間は病院(回復期リハビリや急性期病院)で!』みたいな声もよく聞かれました。

また、訪問リハビリは利用者さんの家に出向いて仕事をするわけですから、少し難易度が高いことは間違いありません。

今回は『訪問リハビリは何年目から働くことができるか?』というテーマで、訪問リハビリ10年以上経験のある私が解説したいと思います。


この記事でわかることは下記の通りです。

この記事でわかること
  • 訪問リハビリが難易度が高いと言われている理由
  • 訪問リハビリは何年目から働くことができるかわかる
  • 訪問リハビリは新卒でも働くことができるかわかる
  • 新卒や経験が浅い人におすすめの職場


では、解説していきたいと思います。

目次

訪問リハビリの仕事が難易度が高いと言われている理由

訪問リハビリの仕事が難易度が高いと言われている理由は、下記が代表例です。

  1. 基本的に1人での訪問なので、すぐに頼れる人がいない
  2. 基本的に1人での訪問なので、間違いに気づいてくれる人がいない
  3. 様々な疾患がいる(難病・整形外科・脳卒中など)
  4. 社会人スキルや一般常識も必要
  5. 利用者さんや家族からの質問に対して答えるための知識が必要

それぞれについて解説をしていきます。

基本的に1人での訪問なので、すぐに頼れる人がいない

訪問リハビリでは、基本的にセラピストが1人で利用者宅を訪問します。そのため、病院・施設内でのリハビリ業務とは異なり、同僚や上司にすぐに相談できる環境がありません。利用者ごとに異なるニーズに迅速に対応するため、自分で問題を解決する力が求められます。特に、急な体調不良や予期せぬ事態に直面した際には、冷静かつ的確な判断が必要です。このような孤立した環境での仕事は、特に新人セラピストにとってプレッシャーとなることがあります。

基本的に1人での訪問なので、間違いに気づいてくれる人がいない

1人での業務は、ミスに気づくチャンスが限られるというデメリットもあります。病院・施設であれば他のスタッフがダブルチェックを行うことができますが、訪問リハビリではその役割を担うのは自分自身です。特にリハビリ計画や評価の誤りは、利用者の生活に直接影響を与える可能性があるため、慎重さが求められます。

様々な疾患がいる(難病・整形外科・脳卒中など)

訪問リハビリでは、対応する利用者の疾患が多岐にわたります。例えば、整形外科的疾患、脳卒中後のリハビリ、さらには難病・小児など、それぞれ異なるアプローチが必要です。そのため、幅広い知識と技術を持ち、適切なリハビリ計画を立てることが求められます。また、疾患に応じた注意点や禁忌を把握しておく必要もあります。こうした多様なニーズに対応する力は、訪問リハビリ特有の難しさといえるでしょう。

社会人スキルや一般常識も必要

訪問リハビリでは、単なる技術だけではなく、社会人としての基本的なスキルや一般常識も求められます。例えば、利用者やその家族とのコミュニケーション能力、スケジュール管理、清潔感のある服装、挨拶や礼儀といったマナーが必要です。また、家庭環境に適応しながら適切なサービスを提供するためには、柔軟性と共感力も欠かせません。このようなスキルは、利用者や家族との信頼関係を築く上で非常に重要です。

利用者さんや家族からの質問に対して答えるための知識が必要

訪問リハビリの現場では、利用者やその家族から多岐にわたる質問を受けることが日常的です。「この運動はなぜ必要なのか」「日常生活での注意点は何か」など、リハビリに関する専門知識が求められます。また、介護保険や医療や福祉制度に関する知識を問われることもあり、適切に答えることで利用者や家族の安心感につながります。常に自己学習を怠らず、新しい知識を身につけ続ける姿勢が重要です。

訪問リハビリは何年目から働くことが可能?新卒は?

結論、訪問リハビリは新卒でも1年目でも働くことは可能です。

しかし、私は新卒や経験が少ないセラピストの訪問リハビリはおすすめをしません。

少なくても1年間以上は急性期や回復期リハビリ病棟の教育が整っている勤務先で働いてから訪問リハビリに転職・異動することをおすすめします。

その理由はリハビリ専門職の養成校だけの教育では、独り立ちがなかなか難しいと思うからです。

養成校時代にしっかりと知識をつけていれば問題はないのですが、医療的な経験と社会人スキルは養成校時代での学習では限界があります。

よって、最低1年以上は病院で働くことをおすすめします。

最低1年以上というのは、その人ごと異なります。

1年で良い人もいれば、10年以上経ってもダメな人もいると思います。

上述もしましたが、下記のことを問題なくクリアできそうであれば、その時期が訪問リハビリで働けるスタート時点だと思います。

  1. 基本的に1人での訪問なので、すぐに頼れる人がいない
  2. 基本的に1人での訪問なので、間違いに気づいてくれる人がいない
  3. 様々な疾患がいる(難病・整形外科・脳卒中など)
  4. 社会人スキルや一般常識も必要
  5. 利用者さんや家族からの質問に対して答えるための知識が必要

経験が浅いリハビリ専門職におすすめの職場

それでも経験が浅くても訪問リハビリで働きたい人は応援します。

そのような人は下記のような職場を選ぶようにしましょう!

  • リハビリ職が多い職場
  • 大規模な職場
  • 教育体制が整っている職場


経験が浅いセラピストに大切なことは良き指導者です。

そのためには、リハビリ職が多く・大規模で教育体制が整っていることが最低条件だと思います。

自分で探せない人は、無料の転職サイトなども活用しましょう。

東京都/神奈川県/千葉県/埼玉県/大阪府/兵庫県/奈良県の人


東京都/神奈川県の人

訪問リハビリで働きたい人におすすめの勉強方法

訪問リハビリで働きたい人におすすめの勉強方法は下記の2つです。

  1. 訪問リハビリの本で勉強する
  2. オンラインセミナーで勉強する


訪問リハビリの本は、下記の本がおすすめです。

訪問リハビリの礼儀マナーや制度の基本、他サービスの制度までわかりやすく解説してあります。

著:杉浦 良介, 著:大橋 恵, 著:喜多 一馬, 著:中山 陽平, 著:古谷 直弘


オンラインセミナーは、リハノメがおすすめです。

訪問リハビリのコンテンツも豊富ですが、訪問セラピストには豊富な基礎知識が必要です。

それを学ぶためには、リハノメはとても有効です。

リハビリ職におすすめのオンラインセミナー

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