訪問リハビリにスリッパ持参するのはあり?汚い家の対策も紹介

「訪問リハビリで汚い家に訪問するときにスリッパ持参するのはあり?」
「汚い家に訪問リハビリに行かなければいけない時の対策を知りたい!」
このような疑問を持つ訪問セラピストもいるはずです。
この記事では、「訪問リハビリにおけるスリッパ持参は良いのか?」「汚い家での対策」を紹介します。
この記事でわかることは下記の通りです。
- 訪問リハビリにスリッパ持参するのはありか?
- 汚い家に訪問リハビリに行く時の対策(アイテム)
この記事を読んで、汚い家にもなるべく快適に訪問リハビリに行けるように目指しましょう!
訪問リハビリにスリッパ持参するのはあり?
私は、訪問リハビリにスリッパ持参するのはアリだと思います。
あくまで個人的な意見ではありますが、スリッパを履くことで下記のことを防ぐことができると思うからです。
- 犬や猫などのペットの毛が靴下につかない
- ペットの尿を踏まなくて良い
- 感染対策になる
- 靴下についた汚れを他の利用者の家に持ち込まなくて良い
スリッパを持参して使い回しする際はしっかりと毎回消毒することをおすすめします。
それは、訪問リハビリスタッフの靴下を守ることもそうですが、利用者さんの家を守ることも大切だからです。
もし、自分自身の家に訪問リハビリのスタッフが来ると考えた場合に、いろいろな家を訪問した靴下で入ってこられるのは嫌ではないですか?
常に自分自身の立場で考えると自ずと答えが出てくると思います。
私がおすすめのスリッパは下記の使い捨てスリッパです。
車や訪問バッグに常備しておくことをおすすめします。

訪問リハビリの汚い家対策
訪問リハビリの汚い家の対策をいくつか紹介します。
汚い家に訪問しなければいけないことで悩んでいるリハビリ専門職はぜひ、参考にしてください。
個人用の清潔対策
訪問リハビリを行うスタッフ自身が衛生的な状態を保つことは、感染予防のために欠かせません。
以下のアイテムを活用して対策を行いましょう。
- 使い捨てスリッパの持参
使い捨てスリッパを使用し、靴下を綺麗な状態に保ちます。 - 使い捨て手袋
家具や物に触れる際に使用し、感染リスクを低減します。 - 防水エプロンの着用
衣服を汚れから保護し、清潔を維持します。 - アルコール消毒液の携帯
手指や触れた道具をこまめに消毒する習慣をつけましょう。 - マスクの着用
ニオイ対策と衛生対策を兼ねて利用します。

リハビリ器具や道具の工夫
汚れた環境でも安全かつ快適にリハビリを行うためには、道具選びも重要です。
- 専用マットの持参
床に直接触れないよう、持参したマットを使用します。 - 使い捨てシート
道具や利用者の荷物を置く際に便利です。 - 自宅の道具を極力使用しない
感染リスクを考慮して、自前の道具を持参するのが安心です。 - 使用後の消毒を徹底
道具を再利用する際には必ず消毒を行いましょう。
利用者への働きかけ
利用者やその家族に直接アプローチすることで、清潔な環境づくりを促すことができます。
- 軽い掃除の提案
「リハビリがよりスムーズに行えますよ」という形で勧めてみましょう。 - 整理整頓の支援
動線や道具の置き場を整えるお手伝いをします。 - 衛生意識の啓発
健康維持に清潔な環境が必要であることを説明します。 - 簡単な掃除道具の紹介
使い捨て掃除シートや軽量の掃除機などを提案します。 - 家族への協力依頼
家族が協力できる場合は、掃除や片付けを依頼しましょう。
環境に配慮した行動
スタッフが環境に合わせて動き方を工夫することも大切です。
- 動線の確保
汚れた部分を避けて安全な移動経路を確保します。 - 必要最小限の接触
汚れた家具や物には触れないようにします。 - 訪問後のケア
衣服や靴を訪問後に洗濯・消毒する習慣を持ちましょう。 - 消臭スプレーの携帯
臭いやほこりが気になる環境で活用できます。 - 適切な距離を保つ
利用者に寄り添いつつ、衛生面を考慮した行動を心がけます。
リハビリ内容の工夫
汚れた環境でも適切なリハビリを提供するための工夫をご紹介します。
- 屋外でのリハビリを提案
天候が良ければ外での歩行訓練などを行います。 - 短時間で集中するプログラム
滞在時間を短縮しつつ、効果的なリハビリを実施します。 - 環境に依存しないメニュー
床に寝転がらない運動を中心に行います。 - 掃除動作をリハビリに活用
掃除や整理整頓の動作をリハビリの一環として取り入れます。 - 利用者自身が行える自主訓練を提案
清潔な環境で取り組める訓練を計画します。
訪問リハビリでは、利用者の住環境がリハビリの効果に影響を与えることがあります。
汚い家への対応では、衛生対策を徹底しつつ、利用者や家族と協力して環境改善を図ることが大切です。
スタッフ自身の健康管理も忘れずに行いながら、快適で安全なサービスを提供していきましょう。